その3

その会場のほとんどの人が、

アジアNo.1のKさんに心酔していると思った。

もちろん話は納得できるものがある


しかし、納得とそうだよなと言う気持ちどまりで

気持ちの高ぶりは感じられなかったのが、実情


自分の心に聞いてみると



これまでの自信や技術、大事な人脈があるから本業をないがしろにできない


お金に困っているわけではない


めんどくさがり


アリックスに誘ったことが原因による友達関係を壊したくない


これらが勝っていた


セミナー終了後もBさんやCさんとアリックスについてのお話をした。


 

そのときアリックスは、グレーじゃなく白だと思った

(A夫妻は、騙すようなことはしない。)



ちなみに

話にたいし、心酔はしなかった

洗脳もされなかった

ずっと一歩引いて話を聞いていた



だから言えるのが

セミナー参加したみんなが異常だなと今でも思ってる


あの高揚感は、俺は感じることはできなかった


それは、今でも感じることはない



続く

その2

家へ帰り、嫁と話した。


そのときの感情は、製品は買ってもよいが、ビジネスという感覚はない。

紹介できる人がいれば紹介するという


商品の紹介程度の感覚。



Aには、次はセミナーへ参加してほしいと言われ、ずっと断っていたこともありOKを出すことにした。




~セミナー当日~



Aはスーツを着て、アリックスの分家(社員ではない)の方々と親しそうに話をしていた。


私と妻はオドオドしていたが、Aの、奥さんがうまく紹介などをしてくれたお陰で普通にいた。


Aが連れてきた新規のもう一人の人は、ものすごくアリックスに対して期待をしている言動と、顔色だった。


セミナー参加者は、洗脳でもされたかのような言動と、行動が見られた。


自分は今まで生きてきて、人や象徴に心酔、洗脳されたことはない。


自分の妻のお母さんが、濃い目の神教に入信しているが

一歩引いた目で見てしまう


それと同じ感情があった。



開始10分前…


隣の若者がなんJや、5ちゃんねるのまとめを見ていた。


まぁそんなもんだよなと思っていたが、セミナー開始の瞬間


音声を録画し始めた。



えっ…(ドン引き)



続く

俺とネットワークビジネス

A うちの嫁に話を聞いてもらいたいことがある


という話があり、嫁とAの家へ行った。


話とは、アリックスの勧誘というか紹介であった。


自分は過去にネズミ講的なものに、引っ掛かりそうなことがあり印象はよくなかったが、

体の不調が最近目立つことや、製品に関して納得できるものであったため

、グレーな感じを持ちつつも家へ持ち帰った。


仕事が忙しく、しばらくは放置していたが、仕事が落ち着いたこともあり

Aに一度話を聞いてもらいたいと、言われてたこともあって聞いてみることにした。


頭のよい社長(IQ170)が考えたシステムなだけあって、作り込みはよく感じられたが、


友達や興味のある仲間がこれをやってくれるかと考えたとき、頭には?が浮かんでいた



私は友達は少ないが、お店のオーナーだったり、局長だったり、研究員だったり…

お金に困っている友達がいない。

また、私も次期社長を期待される役職についており、

お金が、これ以上ほしいという感覚はなかった。



Aは、Bさんやアリックスに心酔してるように感じた。


言葉は悪いがAは、カルトな宗教にでも入ったのかなと思いながらその日は帰ったことを覚えている。